2010年09月26日

批判しない

何にしろ、悪い人間ほど自分のことは棚にあげて、人のことを言いたがる。
それが人間の天性なのだ。

ところが、これは悪人だけの話ではない。
我々もまた同じだ。
だから、もし他人を非難したくなったら、深呼吸しよう。

人を非難するのは、ちょうど天に向かってつばをするようなもので、必ずわが身にかかってくる。
人の過ちをただしたり、人を言いくるめたりすると、結局、相手は逆にこちらを恨んで、「ああするしかなかった」というくらいが関の山だ。

人を非難するかわりに、相手を理解するように努めよう。
どういうわけで、相手がそんなことをしでかすに至ったか、よく考えてみようではないか。
そのほうがよほど得策であり、また、面白くもある。
そうすれば、同情、寛容、好意もおのずと生まれ出てくる。

全てを知れば、全てを許すことになる。

「神様でさえ、人を裁くには、その人の死後までお待ちになる。」
まして、私たちが、それまで待てないはずがない。


●人を動かす原則1

批判も非難もしない。苦情も言わない。




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2010年08月08日

いかにして人に動いてもらうか (1)

どんな犯罪者も、まず、自分を擁護する。
そして、最後まで弁護する。

カポネほどの極悪人でも、自分では悪人だと思っていなかった。
極悪人たちですらこうである。
では、一般の人たちはどうだろう?
人間はたとえ自分がどんな間違っていても、決して自分が悪いとは思いたがらないものだ。

他人のあら探しは、なんの役にもたたない。
相手は、すぐさま、防御体制をしいて、なんとか自分を正当化しようとするだろう。
それに、自尊心を傷つけられた相手は、結局、反抗心をおこすことになる。

心理学者スキナーは、動物の訓練では、よいことをしたときに褒美をやった場合と、間違ったときに罰を与えた場合と比べると、前者のほうがはるかによく物事を覚え、訓練の効果が上がることを実証した。
同じことが人間にも言えることが分かった。

批判するだけでは、永続的な効果は期待できず、むしろ相手の怒りを買うのがおちである。
批判が呼び起こす怒りは、従業員や家族・友人の意欲をそぐだけで、批判の対象とした状態は少しも改善されない。



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